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どうでもよくなった理由 ◆hNG3vL8qjA 気温が段々と下がってきた夜の町に、1人の男が走っている。 両腕を懸命に振って、走っている。 行き先は、炎という名の赤い花びらで埋め尽くされた畑だ。 轟々と辺りを燃やし尽くす千本桜は"下から見上げても"よくわかる。 「おい、クロミラ! てめー、の、勘は、こっちだ、って言ってんだな!? 」 『ええ、魔力の反応をいくつか感じます』 男が呼吸を切らしながら、サングラスをポケットにしまい、手元の板っきれに確認をとる。 肺に息が詰まるように喋るのは、彼がそれだけ走りづめだからだ。 が、男は立ち止まることをしない。 喧嘩別れした仲間、ドモンが待っているのかもしれないのだから。 目の前でみすみす逃がしてしまった少女、ティアナが待っているのかもしれないのだから。 この眼で善悪の真偽を確かめたい婦人、シャマルが待っているのかもしれないのだから。 『カ、カミナ! 止まってください! 一部の反応が高速道路に移動しました』 「高速道路……俺がちょっと前にいた上の道か! そいつがドモンなのか!? 」 『わかりません。しかし船にも反応が』 「高速道路は別に火事になってねぇんだろ? だったら構うことはねぇ、後だ後! 」 『……そうですね』 「とりあえずそいつは無事なんだ。船に残っているやつがてめぇのご主人だったらまずいだろ? 」 板っ切れクロスミラージュの意見にも男はクールな思考で対応する。 天下無敵のホットな大将――カミナは豪華客船に向かって再び足を走らせる。 その無謀さはまさしく飛んで火に入る夏の虫のようだ。 ■ 「……なぁ、クロミラ、そうなら、そうって、早く言えよ」 『予想はできていましたが、見てみないことには』 風通しの強い波止場を、へとへとになりながらカミナは歩く。 サングラスから垂れる汗が、彼の疲労を物語っている。 なぜカミナは船に乗船しないのか。答えは簡単である。彼は船にたどり着けなかったからだ。 船は船着場に止まっておらず、海の真ん中で停泊していたのだ。つまり船に乗るためには海を泳がなければならない。 しかし、いくら泳ぎ方を少しレクチャーしたからといって、夜の海を泳ぐのは玄人でも自殺行為である。 そして船が火災による二次災害――すなわち船艇自体の破損による事故の影響を素人のカミナが受けたら元も子もない。 その危険性ゆえに、クロスミラージュは船に行きたいという自身の逸る気持ちをおさえ、カミナに苦言を呈したのだった。 『申し訳ありません』 「あん? おいおいどうしたクロミラ。俺はもう気にしちゃいねーぜ」 『あなたにご足労をかけて』 「……てめぇのこったから、どうせ俺に気ぃ使ってんだろ。"自分の仲間を助けるために俺に死ねとは言えない"ってよ。 お前は板っきれだから、自分で助けにいけないしな。 だがよ、これで諦めるのは早ぇ。下が駄目なら"上"がある! あの穴からパーっと飛び出してよぉ……」 『……カミナ、まさかあなたは!? それはいくらなんでも危険です! やはり先ほど船から水上スキーで避難した人物と接触を図ったほうが安全な形で乗船できるのではないでしょうか』 クロスミラージュは思い出す。 カミナが波止場に到着した矢先に、燃え盛る船から逃げるように飛び出し、闇に消えた一筋の矢を。 辺りが夜であること、そして姿が確認できたのが一瞬だったので詳しくはわからないが、それは人に違いなかった。 クロスミラージュは、豪華客船の大火災からの生存者ならば、中の詳しい事情を知っているとふんだ。 例えその状況が予測できる内で最悪の結果だとしても、自分たちが危険に晒される可能性は低い、と。 「おいおい忘れたのかよクロミラ。あそこにも反応があるんだろ。 だったらそこにだって火事の生き残りはいるんじゃねぇか? 」 だが彼が相手にしている男は、それで止まる漢ではない。 「てめぇが俺と同じ体だったら、このまま見過ごしたか? それに、あそこにシモン達も一緒にいたとしたらって考えるとよぉ……ここで退くのは男じゃねぇだろう! 」 ■ エリアD-3の高速道路の壁には、穴がある。 ドリルでも掘っても丸一日はかかる、大きな穴が1つある。 その穴は時に戦闘の横槍になり、奇術の要になり、見物の入り口になってきた。 エリアD-3の高速道路の車線には、置物がある。 普段は有田焼きで造られるところを、特注の瀬戸焼きで造られた大きな置物が4つある。 その置物は時に追悼の添え物になり、戦闘の場になり、進行の妨げになってきた。 エリアD-3の高速道路上に、人がいる。 身の丈を埋めつくす量の荷物を抱え、大の字に寝ている少年が1人いる。 そして少年を見下ろす男が、1人いる。 『……マスターではありません。気絶しているようですが、協力してくれるでしょうか』 「こいつ、あの“豪華客船”ってのからここまで飛んできたのかよ? 」 『物理的に不可能ですが、彼からは魔力の反応があります。何らかの手段を使ったのでは……』 カミナは自分の足元で倒れている少年の上体を起こす。 そして眠りこけている彼の幼く赤い両頬を、容赦なく往復で平手打ちして目覚めを促した。 「おい! おい起きろ! いつまで寝てやがる」 「……う、ん? あ、あれん……」 「オラオラオラオラオラ起きるまで何度でも引っぱたいてやるぜ!! 」 「いたた痛い痛い痛い痛い! やめるのだアレンビー! 私はもう起きているのだ! 」 甲高い子供の産声が風通しの良い高速道路に響く。 少年はカミナの側から逃げるように離れて、赤く腫れた顔を摩った。 ぽろぽろとこぼしている涙が何とも子供らしい。 「アレンビー? 何だよソレ」 「……アレンビー、じゃ、ない」 だが少年は首をかしげるカミナの姿を見つめていく内に、黙り込んでしまった。 己の目に映る靡く青い前髪の持ち主が、自分の知っている仲間の髪ではなかったからだ。 少年はまだ泣いている。 だがその意味が痛みから悲しみに変化していることは、日を見るより明らかだった。 ■ 高速道路の壁にぽっかり開いた穴から、カミナが豪華客船を見下ろしている。 駅ビルから見下ろした時と比べれば、炎の勢いは大分衰えている。 船も丁度ここから真下にあるので、ここから飛び降りれば、容易く船の甲板に着地できるだろう。 だが、ただの救出作業だったはずの事態は一変している。 ガッシュ・ベルから聞いた息もつかせぬ戦慄劇。 銀髪の妖狐のような恐ろしく冷たい目つきをした男の襲撃。 乗船していたガッシュは、次々と殺されていく仲間たちの犠牲の上に生かされたこと。 そして、まだ他の仲間達があの船に残っているかもしれないという事実。 乗るか反るか。 クロスミラージュからの様々なアドバイスがカミナの耳に飛び込む。 しかし―― 『ですから高遠遙一、ジェット・ブラック、チェスワフ・メイエルと我々は波止場で接触していません』 「……」 『海に水上スキーで避難した者が何名いたのかはわかりません。しかし全員脱出したのかもしれません』 「おいクロミラ」 『カミナ、私は今すぐ彼……ガッシュ・ベルとモノレールのF-5駅まで戻りMr.ドモンの捜索をすべきだと思います』 「違うだろ」 『ガッシュ・ベルがMr.ドモンと接触していないのなら、彼はデパート方面への移動を余儀なくさせられたはずです』 「そうじゃねぇだろ」 『ガッシュ・ベルの友人、ミリア・ハーヴェントが名も無き殺戮者の手にかかった以上、このエリア一帯は危険――』 「そうじゃねぇって」 『……どうしたのですか。あなたの仲間であるシモンとミス・ヨーコが豪華客船にいる可能性はゼロですよ? 』 「クロミラッ!! 」 カミナはクロスミラージュを思いっきり地面に叩きつける。 今度はモノレールの駅でやったようなただの鬱憤晴らしではない。 相棒への純粋な怒りだ。 「てめぇそろそろ本音で語れ」 カミナは豪華客船から魔力の反応が高速道路に移動したとき以来、ずっと心に違和感を感じていた。 高速道路を後回しにしようと提案したとき、何故クロスミラージュは反論しなかったのかと。 高速道路に飛んだのは、彼がいの一番に会いたい人物だったのかもしれないのに。 クロスミラージュの性格を考えれば軍用機械らしく"それよりも人命救助を優先"を道理として実行、といったところか。 しかし一時は互いの同意の上での行動だったとしても、それこそがカミナの最も重要な琴線なのである。 『本音、とは? 』 「行こうぜ、豪華客船によ」 『無理です。ここから飛び降りるのは危険すぎま』 「本音で語れって言ってんだ! 会いてぇんじゃねぇのかよ! てめぇの相棒、ティアナによぉ! あいつはあの船にいるんだ。海に沈んでるわけでもねぇ! 野垂れてるわけでもねぇ! 二度と会えねぇわけでもねぇ! 」 『…………ですが』 「おぅなんだ。あいつはもう、お前の目の前で待ってるんだぜ」 『彼女は……いや、彼女"も"既にこの世を去っています。今更会ったところで、私には冥福を祈ることしか。 それに、機動六課はまだ終わっていません。シャマル女史が残っています。 それにリボルバー・ナックルの存在が確認できた以上、私以外のインテリジェントデバイスとの接触も』 「だから本音で語れって言ってんだろうがよぉぉ! 」 カミナはクロスミラージュを取り、大きく振りかぶって再び地面に叩きつける。 「会えよ! 生きてても死んでても構いやしねぇ! てめぇはここまでずっと探してきたんだ! 目の前で逃がしちまった失敗をてめぇはずっと悔しがってたじゃねぇか! それを"今更会ったところで"だぁ!? 」 『その通りです。ガッシュ・ベルのように魔力を持っている者がここにはいるはずです。 シャマル女史以外の魔力保持者とデバイスの確保は、螺旋王打倒の上では外せません! 私自身の私情で期を失ってしまっ』 「また"キャッカンテキジジツ"かよ! てめぇいい加減にしろ! いいか……会いたい奴に会いたくても会えない野郎がここには一杯いるんだ。この俺のようになぁ! シモンとヨーコがここで無事にはしゃいでいる所を、俺は見てもいねぇんだぞ! 」 『…………』 「何でだよ……あいつらが今どこで何をしているのか、知りたくて知りたくてしょうがない俺が会えないのに、 何でてめぇみたいな冷血な板っきれはこんなに良い事尽くしなんだよ! 」 『…………』 「てめぇは逃げてんだよ。キャッカンテキジジツを盾にして、あいつの死を目の前で受け入れたくねぇんだ」 『……カミナ、やめてください』 「またキャッカンテキジジツか、キャッカンテキジジツ、キャッカンテキジジツ…… 所詮てめぇとティアナの仲はその程度なんだよ。キャッカンテキジジツに霞んじまうような」 『そんなわけがないでしょう!! 』 クロスミラージュの電子音が夜霧を裂く。 『あなたに……あなたに、私とティアナの関係をとやかく言われたくはない! 私は、いいですか!? 私はね、雨の日も風の日も台風の日も! どんな時だって彼女と一緒だった! 機動六課で出会ってから、毎日毎日彼女は私と特訓していた! ティアナは! 小さな時から! 追い込まれて! 追い込んで! 自分自身を信じきれなくて! とても、とても、心の弱い女性だった! 私は、そんな彼女が、全てを忘れてひたむきになれる拠り所に少しでもなれるように、彼女の思いに答えてきた! どんなにつらい苦境でも! どんなにやり切れない時でも! 彼女が私を必要とした時はいつでも! そして、これからも……か、か……彼女が…………死んだ後も……私は彼女の支えになります』 「クロミラ……」 『もし彼女がここにいたとしたら! 彼女は全体の為に動いたでしょう! みんなの為に、最終的な勝利の為に! 彼女の行動が私の行動。クロスミラージュもまた、ティアナ・ランスター二尉なんです! 』 「言うじゃねぇか」 『だからお願いしますカミナ。駅に戻りましょう。いや、戻らせてください』 カミナとクロスミラージュ。 何の縁か引き寄せられた互いが思いの丈をぶちまける。 そこに偽りは無い。ただ、思った通りの事を口にして相手に話しただけ。 思いやりというダムはとうに決壊し、信頼という感情を流す。 ゆえに彼らは止まらない。 「クロミラ……おめぇの言いたい事は良くわかった」 『ありがとうございます、カミナ! 』 「だからこそ、俺は豪華客船に行くぜ」 ■ 高速道路で捲くし立てているカミナとクロスミラージュを眺める少年が1人いる。 規則正しく体操座りして2人(?)を見ている姿は、紙芝居を鑑賞している客のようだ。 片方が喚くと、もう片方も負けじと張り合う。 その様子を、少年――ガッシュ・ベルは自分の仲間達に重ねていた。 自分自身と高嶺清麿……まだこの地で会えぬパートナーに。 それだけではない。 死んでしまったフォルゴレとそのパートナー、キャンチョメに。 この地にはいない者たちにも、それを重ねる。 恵とティオに。 ウマゴンとサンビームに。 ここで出会った者たちにも、それを重ねる。 アレンビーとキールに。 勇と高遠に。 ジェットとティアナに。 ミリアとチェスに。 重ねて重ねて重ねて重ねて……出会ってきた全ての人達にイメージを重ねる。 「こんなはずではなかった」 かすれるような声でガッシュは1人ごちる。 全てを助け、悪をくじくはずだった。仲間も沢山集まった。みんなが力を合わせてくれた。 だが、彼は1人になってしまった。 姿を消され、首を刎ねられ、胸を斬られ、体を吹き飛ばされ。 あれだけいたはずの仲間たちが消えてゆく。思いを託して消えていく。 「高遠、チェス、ジェット……お主たちは本当に無事に脱出したのか? 」 みんなのための王様が、みんなに助けられて生きている。 互いが互いの為に支えあっていくのが世の理の1つであることを、ガッシュは知っている。 時にそれが残酷に裏切られることも、ガッシュは知っている。 「……変なのだバルカン。このまま前へと突き進む覚悟はある。皆の前でそう誓ったのだからな。 でも、今度ばかりはどうしても体が動かぬのだ。頭ではわかっていても、この体が動いてくれぬ……! 」 バルカンをぎゅっと抱きしめ、ガッシュは体を震わせる。 わかっていても、彼は自分自身を追い詰められずにはいられなかった。 最後に自分が生き残れば全てを元通りにできるかもしれない、魔物との戦いとは違う。 本を燃やすという間接的な手段ではなく、明確に生死で優劣を決めるこのサバイバル。 螺旋王に超常的な力があったとしても、この戦いの勝利の先には何も残らないかもしれない。 知っているのと味わうのとでは違う。これまでの試練はガッシュには厳しすぎた。 「それをこれから確かめにいくんだよ。俺とお前とクロミラでな」 『……ガッシュ・ベル。存じているかはわかりませんが、あなたには魔力があります。 差支えがなければ、あなたの持ち物を見せていただけませんか? 我々は有効活用出来そうなものを探しているのです』 呼びかけられた声に、ガッシュはハッと我に返る。 さっきまで口論をしていた青年と板が、いつのまにガッシュの目の前に立っていたのだ。 板からは感情は読み取れないが、青年の顔はそれなりに自信がありそうな面もちであった。 ■ 『こんなところでしょうか』 「それほど劇的に何かが変わったとは思えないのだ。それにしてもこの服は……」 「なぁに。後は慣れよ慣れ」 「本当に大丈夫なのか!? 」 「あん? おめぇまだそんな事言ってんのか」 『極めて危険な行為ですが、あなたが大怪我をすることはありませんよガッシュ・ベル』 高速道路からの豪華客船上陸作戦。 その要とは、ガッシュが装備したクロスミラージュとリボルバー・ナックルである。 まずバリアジャケットを展開し、船を目指してそのまま高速道路から飛び込む。 次に船に着地する瞬間にリボルバー・ナックルによる一撃を着地地点に叩き込み、着地の際の衝撃を和らげるのだ。 ……バリアジャケットを装着しているからとはいえ、あまりにも無茶な手段であることは、言うまでもない。 「ウヌゥ……」 「ったく。おい、おめぇガッシュっつったな。これから俺の言うことをよぉ~く耳をかっぽじって聞いとけ」 そこで、カミナ達の出番である。 カミナがガッシュにおんぶしてもらい、着地地点を見極める。 クロスミラージュのアドバイスや、ガッシュから借りた道具で落下ポイントを修正するのだ。 なるべく船の頂上、つまり高速道路との距離が短い場所でまず1度衝突しておく。 後は船の上を滑るように段々と船の側面に衝突していき、最終的には甲板に着地する。 その都度ガッシュが船にリボルバー・ナックルで衝撃を加え続ければ無傷で乗船できるという寸法だ。 「どうよ! 無理を通して道理を蹴っ飛ばす! それが俺のやり方だからな! てめぇもそろそろ腹くくれ」 「でもお主は大丈夫なのか? 私には皆が無傷で済ませられる自信が無い……」 「自分を信じるな」 「ウ、ヌゥ!? 」 「いいかガッシュ、よく聞け。自分を信じるな。俺を信じろ! お前を信じる俺を信じろ!! 」 『……カミナ、あなたは本当にその言葉が好きなんですね』 「おうよ、いくぜオラぁぁぁぁ!! 」 「え、え、え、あああああああああああああああああぁぁぁ……」 時系列順で読む Back Rising Moon the Samurai & the Gunman(後編) Next この涙は知っている 投下順で読む Back 愛と死の予感・Before Next この涙は知っている 224 希望の船?絶望の城?(後編) ガッシュ・ベル 233 この涙は知っている 223 Raw! Raw! It s a partner! カミナ 233 この涙は知っている
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「……これは何?」 「……団子虫の一種かしら?」 「ふむ……珍しい使い魔だな。もしかすると幻獣の一種かもしれない」 確かにルイズはサモン・サーヴァントに成功した。 しかしそれによって呼び出された使い魔は、 博識で知られるコルベールでさえも全く知らないものだった。 それは子犬ぐらいの大きさの、ずんぐりとした形の、団子虫に似ているものだった。 外皮は硬そうな外骨格、そして腹部にはたくさんの節足、 そして頭部には青色の目が何列も並んでいた。 「まあ、無事に召喚できたようだし、儀式を続けなさい」 「はーい」 それなりの使い魔を召喚できたおかげか、嬉しそうに返事をしながら ルイズは『契約』の儀式を開始する。 しかし、幸か不幸か、彼らは実はその召喚された使い魔が、 戦争によって文明が崩壊した異世界から召喚されたものだとは 最後まで知る事が無かった。 その後。 「……ねえ、ルイズ」 「……なによ、キュルケ」 「この子、ずいぶん大きくなったわね」 「そうね、ちょっと育ちすぎたかもしれないわね」 「……ちょっとどころじゃないわよ」 ルイズが召喚した団子虫のような使い魔。 当初、この珍しい使い魔にどんな餌をやったら良いのか頭を悩ませたルイズであったが、それはすぐに解決した。 どうやらこの地に自生する植物が余程気に入ったのか、適当な草であれば何でもよく食べるのである。 (なお、特に良く食べたのははしばみ草であり、それこそ一心不乱という形容詞を具現化したかの如く それを延々と食べつづけるこの使い魔に、タバサが密かに対抗意識を持ったのは余談である) しかし、それにしてもよく食べる。 まあ、そこらの野山の草を適当に食べさせておけば良いのでルイズの懐は痛まなかったが、 それでも限度はある。ただ食べるだけなら良いのだが、 食べた分に見合ったレベルで延々と大きくなり続けるのはいささか問題があるだろう。 何度も脱皮を繰り返し、今では馬よりも大きくなっている。 当初、ルイズの部屋で飼われていた使い魔は、 もう部屋の扉を通る事ができなくなったため、 他の大型の使い魔と一緒に外の小屋で飼われていた。 ところで脱皮した皮はコルベール先生が嬉しそうに持ち帰っていたけど 一体何に使うつもりなのだろうか。ルイズは気になったけど、 ゴミを処理する手間が省けたと思って気にしない事にした。 さらにその後。 「……ねえ……」 「…………なによ………」 「言わなくてもわかるでしょ」 「わかってるけどわかりたくないわ」 ルイズとキュルケの目の前にいる使い魔。 もはや育ったとかいうようなレベルではなかった。 なんと二階建ての家ぐらいの大きさである。 魔法学院内の、あらゆる使い魔よりもずっと大きかった。 既に学院からは「使い魔の餌はどこかの山の草木を与える事」という指示が下っている。 なにしろこの巨体である。ルイズがちょっと目を離した隙に 学院の花壇をあっという間に全滅させてしまったのは記憶に新しい。 「それにしてもよく育つわね」 「きっとこれはそういう種類なのよ」 彼女たちは知らなかったが、もし仮にこの使い魔が召喚された世界の、 この使い魔の生態を知る人物がこれを知ったら恐らく驚愕したに違いない。 どうやらこの世界の植物がよほど肌に合ったらしく、 この使い魔は本来の速度の何十倍もの速度で育ちつづけているのであった。 ついでに食事量も本来の何十倍もの量であった。 「……でも、この子、どこまで大きくなるんだろう……?」 バキバキと豪快な音をたてながら一心不乱に木を食べ続ける使い魔を見上げると、 この先を想像することは恐ろしくてとてもできなかった。 さらにさらにその後。 「…………………………(唖然)」 「…………………………(呆然)」 もはや、巨大な使い魔という形容詞すら生ぬるかった。 高さは40メイル、全長は100メイルはあるだろうか。文字通り、動く山といった感じの巨体である。 「……どうするのよ、これ」 「……いいい、いいじゃないの、せせせ戦争には、かかか勝ったんだからぁ!」 可哀想なのはアルビオン軍の一般将兵である。 地上にいたアルビオン軍の兵士は、この超巨大な使い魔が通っただけで文字通り粉砕され、 艦隊の方も、うかつに地上近くを航行していた何隻もの艦船がこの使い魔によって地面に引きずり降ろされて撃沈された。 そしてその硬い外皮はアルビオン軍の大砲ごときでは掠り傷ぐらいにしかならず、 かえって目を不気味に赤く光らせながら怒りで大暴走する使い魔の怒涛の体当たりを喰らうだけだった。 そのあまりのとんでもなさにアルビオン軍は、大混乱に陥ったまま敗走するしかできなかった。 「……それと、あれはどうするのよ」 「……あああ、あれはそう、不可抗力よ、不幸な事故よ、天災だったのよ。 だから私にはどうする事もできなかったのよ!!」 キュルケが視線を向けたその先。 そこは、使い魔に食い尽くされてすっかり禿山になってしまった山々があった。 そして、ご主人様の気持ちも知らず、その禿山を作った使い魔は今日も延々と食べつづけるのであった。 「これ、いつまで大きくなるのよ」 「私に聞かないで」 ~おしまい~ -「風の谷のナウシカ」の王蟲を召喚
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374 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/01(月) 06 53 50.32 ID 1dB16r1tO リアルリアリティ厨な話 コンベで仲良くなった仲間の誘いでいわゆる現代退魔物システムのキャンペーンに参加することになった そのシステムでは、異形が生息していることは民間人は知らず、異形は犯人不明の凶悪犯罪と扱われる現代の日本風って設定だった レベルにもよるけど銃刀剣類が普通に買える癖に武器を隠すスキルがごく一部のスカウト職しかない(ついでに公式ルールには銃刀法の明言やセキュリティチェックのルールはない) 一話は特に気にせずやっていたが、第二話でGMが「街中で日本刀や鉄砲、ボディーアーマ所持したら通報だろ?」と言い出し、独自に不振尋問ルールを造り出した その時は、剣術つかいが日本刀没収されて弱体化し「日本刀が本体かww」と笑いあっていたが そこからが悪夢だった 成長に合わせ強力な装備が使用できるようになったが、セキュリティチェックのせいで山野か深夜の農耕地でもない限り武装が使えなくなり、マトモに戦えるのは魔法系だけになった 余りにも物理系がストレス貯まり、つまらないからやめろと頼んだが GMは日本なら普通にこうなると聞かない 結局、六回目にレベル1装備で戦った剣士が1ターンでダウンし「死亡でいい。俺は抜ける」と帰っていった 一気にゲーム熱が冷めて粛々と処理したが、結局過半数がダウンし仲間を救助すらできず逃亡するしかなかった そのままGM以外全員のモチベは無くなりキャンペーンは中断になった ここ十年来の「現代物」では、非認識の結界や武器を隠す能力が基本装備になったのは、こういうトラブル防止のためなんだろうなぁと思った 375 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/01(月) 07 47 21.00 ID rSZpywCc0 中断時のGMの言い分が気になる 376 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/01(月) 07 50 21.11 ID gKRCoQam0 374 メガテン誕生編か退魔戦記くらいの話かな? 困としては程度は低いがとにかく疲労感だけは伝わった。 攻撃型戦士を素っ裸で、壁にだけなってろってGMとしては鬼畜以下の所行と思うが 377 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/01(月) 07 51 11.06 ID Euw9/ZjQ0 その状態でモチベがあるGMの言い分は確かに気になるw 378 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/01(月) 07 54 18.54 ID dyCvH3vQ0 所詮ゲームなんだから皆が楽しめないリアルなんて捨てればいいのに あとこういう奴に限って法律自体は詳しくないんだよな(偏見 379 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/01(月) 08 17 38.11 ID rVq2BinEP どうせリアルがどうこうより、PLを困らせたり キャラを殺すことに一生懸命になっちゃうタイプのGMだろ。 最初に抜けたヤツは勇気がいっただろうが良くやったと褒めてやりたい。 380 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/01(月) 12 20 45.44 ID kDIKb8UK0 キャラの個性を殺し続けるのって、困ったちゃんといえるか微妙だけど生殺しというか、ストレス溜まるよな 381 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/01(月) 13 40 42.27 ID JztPo2ff0 いや、困ったちゃんだよ、どう考えても……>殺し続ける キャラの特性と噛み合わないで、ちょっと難易度上げるのは まだしも、常にぶつけ続ける(さしたるシナリオ上の理由もなく)とか 楽しくないじゃあない 382 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/01(月) 15 22 23.36 ID AYffAjn8P やりたいことがやらせてもらえないとかじゃなくてそもそも同じ土俵にすら立ってないレベルだからな 普通プレイヤーのモチベが余りに下がるようならごり押ししないと思うがなぁ まあ、普通じゃなかったんだろう スレ355
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ぽっかりと抜け落ちた、パズルのピース。 過半数に及ぶ空隙に当てはまるスペアは無く、虚ろな世界が口を広げるのみ。 翠星石の部屋で、蒼星石は虚脱感の促すままに、くたりと寝転がって動かない。 目を閉ざせば、瞼の裏に焼き付いた光景が、色鮮やかに蘇ってきた。 息吹を止めた、姉―― すべすべで温かかった柔肌は、時と共に色を失い、冷たく固まってゆく―― まるで、精巧に作られた蝋人形のよう―― 「……イヤだ…………そばに来てよ、姉さん」 思い出すたび、飽くことなく繰り返される、嗚咽。 蒼星石は頭を抱え、身体を丸めて、溢れ出す涙を流れるに任せた。 それは短く切りそろえた髪を濡らし、姉の匂いが染みついたカーペットに馴染んでゆく。 しゃくりあげる蒼星石を、ふわりと包み込んでくれる、翠星石の残り香。 この部屋には、まだ確かに、姉の面影がひっそりと息づいていた。 それは、悲しみに暮れる妹を優しく抱き締め、慰めてくれるのだった。 第十四話 『君に逢いたくなったら…』 翠星石の葬儀には、週の半ばであるにも拘わらず、実に多くの人々が足を運んだ。 親類縁者は勿論のこと、級友や教員、近所の方々に至るまで…… 皆が皆、うら若い少女の早すぎる死を心から悼み、落涙を惜しまなかった。 いかに翠星石が人々から慕われていたか。その事実だけが、参列者たちの胸に刻みこまれた。 そんな中で、蒼星石だけは通夜にも、告別式にも顔を出さなかった。 葬儀で、棺に横たわる亡骸を見たくなかったから。全てがウソだと、信じかったから。 ――だから、蒼星石は病院に駆けつけた時からずっと、制服を着たまま。 着替えることすらも、姉が消えた日を過去に流して、姉の死を肯定する行為に思えたのだ。 蒼星石にとって、あの日はまだ、終わっていない。どれだけ昼夜が繰り返されようとも。 永続する一日を、姉の部屋に閉じこもり、起きている間は泣き続け、疲れたら眠り続けた。 けれど、夢の中でも……翠星石には再会できなかった―― そんな生活を、実際にはもう、四日以上も続けている。 祖父母も、失意のあまり寝込みがちで、火の消えたような雰囲気だ。 湿った空気と、線香の匂いだけが、死と生をひとつに結びつけていた。 つくづく、この家族にとって、翠星石は太陽のような存在だったのだと実感させられる。 そして蒼星石は、太陽が生み出した陰でしかない自分を、惨めに思った。 雨戸とカーテンを閉め切った、真っ暗な部屋の中で、蒼星石は、むくりと身体を起こす。 今は昼間なのか、夜なのか……時間の感覚すら失いつつある。 だが、ずっと閉じこもっているワケにもいかない。 生きている限り訪れる最低限の欲求を満たすため、たまに、こっそりと部屋を出る。 冷蔵庫をあさって、僅かばかりの空腹を満たし、泣き疲れて乾ききった喉を潤し、 トイレに行ったりして、また閉じこもる。それの繰り返しだった。 しかし、どれだけ気力を失おうとも、たったひとつ、絶対にしないと決めた事があった。 それは、仏壇に目を向けること。変わり果てた姉を、見てしまわないように……。 部屋を出ると、廊下も真っ暗だった。外の世界には、何度目かの夜が訪れていた。 蒼星石は明かりも点けず、住み慣れた家の中を、猫のように足音忍ばせ移動する。 そして、誰も居ない台所で、蒼星石はいつものように、もそもそと菓子パンにかぶりついた。 蛍光灯の白々した明かりに、皺くちゃの制服が照らし出され、ひどく見窄らしい。 ポットのお湯を急須に注ぎ、出涸らしのお茶を飲んで、呆気なく食事を終えた。 このところ、ずっと一日一食。栄養失調だろうか、肌荒れが目につく。 腕や足が細くなったように見えるのも、気のせいばかりではあるまい。 衰弱した身体を引きずり、手すりにしがみつきながら、階段を昇り始める。 一段、一段……踏みしめる足を、激痛が駆け昇ってきた。 蒼星石の両脚は、傷口の化膿によって倍ほども腫れあがり、むくんでいた。 そのうち壊死して、そこから毒素が全身に回り、死んでしまうかも知れない。 けれど、蒼星石はもう、どうなってもいいと思っていた。 今はただ、終わりを待つために、惰性で生きているだけなのだから。 いつもなら30秒とかからず登れた階段を、5分近くかけて登り切る。 たった、それだけの事なのに、もう息切れしていた。 とても怠い。早く、翠星石の部屋に戻って、横になりたい。 廊下の壁に手を着きながら、自分の部屋の前を通り過ぎようとして、今更ながら気付く。 開け放たれたドアの向こうは、仄かに明るかった。 レースのカーテンを透して、月明かりが青く降り注いでいたから。 「呼んで……るの?」 声が聞こえたワケではない。ただ、月に手招きされたように思えただけ。 四日ぶりで、蒼星石は自分の部屋に、足を踏み入れた。 その直後だった。机の隅で瞬いている、小さな光に気付いたのは。 何かと思えば、それは充電器に載せたままの、携帯電話。 明滅しているのは、着信を報せるLEDだった。 ――翠星石が事故に遭った日から、ずっと失念していたもの。 ふらつきながら机に近付いた蒼星石は、暫しの逡巡を置いて、腕を伸ばした。 「メールなんて、誰から?」 全く心当たりがない風な口振り。 だが、独りごちた言葉とは裏腹に、強い予感を抱いていた。 きっと、姉さんからだ……と。 予感は見事に的中。十件を超える履歴は、ことごとく姉からのメールだった。 一体、こんなに多く、何を伝えてきたのだろうか。 最初の一件目を開くと、あまりにも短いメッセージが、ぽつりと記されていた。 『逢いたい』 一切、飾りのない言葉。端的に、核心を突く4文字。 二件目を開いてみたら、また、同じ言葉が綴られていた。 三件目も―― 四件目も―― 最後まで、ただ『逢いたい』とだけ。 「……今更、なにさ」 蒼星石は、携帯電話を握りしめながら、吐き捨てた。「逃げ回ってたのは、姉さんの方じゃないか」 翠星石には、少しばかり独り善がりで、自分本位なところがあった。 自分の都合で、他者を引きずり回してしまうような、身勝手さが。 でも、これは……あまりにも、酷い仕打ちだ。 蒼星石が温もりを求めたときには、突き放したクセに。 「それを……今になって、こんなの……ないよぉ」 腫れぼったい瞼に熱い雫が溢れて、蒼星石は青白い天井を仰ぎ、奥歯を噛み締めた。 どうしようもなく悔しくて、持て余した憤りが、涙を作り続ける。 それは、姉の身勝手に対するものではなく、自分の失態に対する悔恨。 認めたくない過去が、悲しい現実となって、蒼星石の胸に押し寄せてくる。 あの日、自分が携帯電話を忘れたりしたから―― あの時、もし、メールで気持ちを伝えあっていたなら―― 翠星石は、死なずに済んだかも知れないのに。 仲直りして、他愛ない話で盛り上がって……笑い合えていたかも知れないのに。 涙で滲んだ目を瞬かせながら、携帯電話の履歴を調べると、留守録のメッセージに気付いた。 音声再生の操作をして、蒼星石は嗚咽を堪えながら、電話機を耳に当てる。 やや音割れして、くぐもっているものの、紛れもなく翠星石の声が語りかけてきた。 『あ、えっと…………な、な……なにやってるですか、蒼星石っ! 何度もメールしてやってるのに、一回も返事をよこさねぇとは、どーいう料簡です。 反省しろです! それから……さっ……さっさとメールを、返信しやがれですぅっ!』 録音時間に間に合わせようとして、あくせくと一息に捲したてたのだろう。 メッセージの終了寸前、はぅ……と、小さな吐息が吹き込まれていた。 姉さんらしいや。涙の跡が残る頬を、少しだけ綻ばせて、蒼星石は二件目の再生に耳を傾けた。 『…………何故です? どうして…………連絡をくれないのです? 話をするのもイヤですか? そんなに、怒ってるですか? お願いだから……声を……聞かせてください。ずっと……待ってるです』 一転して、とても寂しそうな声。それは杭となって、蒼星石の胸に突き刺さり、引き裂こうとする。 もし一件目のメッセージを聞いていたなら、こんな想いは、絶対させなかったのに。 打ちひしがれ、辛い気持ちで、三件目のメッセージを聞く。 『ホントは……こんなカタチじゃなくて、ちゃんと向き合って話したかったです。 でも、蒼星石が応えてくれないから……仕方ないですね。 とっても不本意ですけど……こうして、私の正直な気持ちを……伝えておくです。 ――あのね、蒼星石。 私は…………翠星石は………… 蒼星石のことが……大好きですぅ。世界中の誰よりも、どんな時でも、1番に想ってるですよ。 ずっと、ずぅっと――――たと』 途切れたメッセージ。最後まで語られることなく、録音時間は無情にも終了していた。 でも、蒼星石には解っている。姉が、何を言いたかったか。伝えたかったのか。 「キミに逢いたくなったら……キミの香りに抱かれて眠り、夢で出会うしかないと思ってた。 でも、それは間違いだったんだね。ただ待ってるだけじゃ、キミは、どんどん離れていっちゃう。 だから……ボクは、追いかけるよ。そして――ずっと一緒に居よう。たとえ、生まれ変わっても」 蒼星石は指先で睫毛の涙を拭うと、とても清々しい表情で、机の引き出しからカッターナイフを取り出した。 そして……左の手首に宛った鋭利な刃を、微塵の躊躇いも見せずに滑らせた。 第十四話 おわり 三行で【次回予定】 擦れ違い、迷走を続けた末に、再会を果たしたふたつのココロ。 幸せを追いかける代償として、新たな不幸は求められるのか。 彼女が夢みた未来に待ち受けるのは―― 次回 第十五話 『負けないで』
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前ページ宮城県 白石城(シロイシ-)概要 イラスト 場所 口コミ ギャラリー コメント 白石城(シロイシ-) 別名:益岡城/枡岡城 概要 白石城 鎌倉以降に白石の地に居住した刈田氏(後の白石氏)が築城。後に伊達氏に恭順 1591年 会津に封じられた蒲生氏郷の家臣、蒲生郷成が本格的に築城。後に上杉景勝が封じられた 1600年 関ヶ原の戦いに乗じて伊達政宗が上杉景勝から奪取。02年に片倉景綱が城主に 1868年 白石列藩会議が開催され、明治政府に対向する奥羽越列藩同盟が結成 1869年 新政府軍が占領し、盛岡藩の管理下に置かれる 1875年 破却 1997年 復元 2011年 震災により被害が出る。補助金が出ず、市の財政と募金、寄付金などで復旧を行っている 主な城主:白石氏、片倉氏(片倉景綱など) イラスト 御城プロジェクト 城姫クエスト 未実装 場所 口コミ #bf ギャラリー +... 城姫 名前 城姫 開城 白石城 白石城弐式 スライドショー « » var ppvArray_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33 = new Array(); ppvArray_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33[0] = http //w.atwiki.jp/castle_compare/?cmd=upload&act=open&page=%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%9C%8C%2F%E7%99%BD%E7%9F%B3%E5%9F%8E&file=q.%E7%99%BD%E7%9F%B3%E5%9F%8E.png ; ppvArray_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33[1] = http //w.atwiki.jp/castle_compare/?cmd=upload&act=open&page=%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%9C%8C%2F%E7%99%BD%E7%9F%B3%E5%9F%8E&file=q.%E7%99%BD%E7%9F%B3%E5%9F%8E_%E9%96%8B%E5%9F%8E.png ; ppvArray_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33[2] = http //w.atwiki.jp/castle_compare/?cmd=upload&act=open&page=%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%9C%8C%2F%E7%99%BD%E7%9F%B3%E5%9F%8E&file=q.%E7%99%BD%E7%9F%B3%E5%9F%8E%E5%BC%90%E5%BC%8F.png ; ppvArray_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33[3] = http //w.atwiki.jp/castle_compare/?cmd=upload&act=open&page=%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%9C%8C%2F%E7%99%BD%E7%9F%B3%E5%9F%8E&file=q.%E7%99%BD%E7%9F%B3%E5%9F%8E%E5%BC%90%E5%BC%8F_%E9%96%8B%E5%9F%8E.png ; window.onload=function(){ ppvShow_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33(0); }; function ppvShow_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33(n){ if(!ppvArray_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33[n]){ alert( 画像がありません ); return; } ppv_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33$( ppv_img_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33 ).src=ppvArray_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33[n]; ppv_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33$( ppv_link_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33 ).href=ppvArray_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33[n]; ppv_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33$( ppv_prev_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33 ).href= javascript ppvShow_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33( +(n-1)+ ) ; ppv_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33$( ppv_next_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33 ).href= javascript ppvShow_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33( +(n+1)+ ) ; } function ppv_0_33f20ff704e572e1b812d01397f95c33$(){ var elements = new Array(); for (var i = 0; i arguments.length; i++){ var element = arguments[i]; if (typeof element == string ) element = document.getElementById(element); if (arguments.length == 1) return element; elements.push(element); } return elements; } コメント 名前 コメント 城姫 復元天守_木造 続日本100名城
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青下第3ダムをお気に入りに追加 青下第3ダムのリンク #blogsearch2 ウィキペディア 青下第3ダム 青下第3ダムの報道 エルシーシ大統領がルネッサンス・ダムに言及|ARAB NEWS - ARAB NEWS <みんなのスポーツ>グラウンドゴルフ - 佐賀新聞 青下第3ダムの構造分析 青下第3ダムの75%は汗と涙(化合物)で出来ています。青下第3ダムの12%は海水で出来ています。青下第3ダムの10%は純金で出来ています。青下第3ダムの1%は毒物で出来ています。青下第3ダムの1%は回路で出来ています。青下第3ダムの1%は下心で出来ています。 powered by 成分解析 青下第3ダムの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 宮城県/青下第3ダム このページについて このページは青下第3ダムのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される青下第3ダムに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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白石湯沢温泉をお気に入りに追加 くちこみリンク #blogsearch #technorati キャッシュ 使い方 サイト名 URL 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 報道 ひとり旅を満喫できる極上温泉宿 一軒宿の秘湯、満天の星空が魅力の露天風呂ほか6選(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 成分解析 白石湯沢温泉の53%は魔法で出来ています。白石湯沢温泉の25%はカテキンで出来ています。白石湯沢温泉の11%はむなしさで出来ています。白石湯沢温泉の4%は波動で出来ています。白石湯沢温泉の3%は着色料で出来ています。白石湯沢温泉の3%は覚悟で出来ています。白石湯沢温泉の1%はミスリルで出来ています。 ウィキペディア 白石湯沢温泉 Amazon.co.jp ウィジェット ページ先頭へ 宮城県/白石湯沢温泉 このページについて このページは白石湯沢温泉のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される白石湯沢温泉に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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- お巡りさんが巡らなくなった日 少年犯罪が多発し(てるかどうかも疑問だが)、昔では考えられんような荒っぽい強盗とかも増えた気がする。そういうのって、教育とか社会情勢とかに結び付けて云われがちでもちろん一理あるんだけど、見落としてることがある。 戻る 警察が犯罪検挙より公安重視になった。 このことである。そりゃ犯罪は増える。 この5/10に東京で自転車限定集中取締が行われるようで、その理由が自転車対歩行者の事故が増えてるからってんだけど、じゃあ車道を走るようにすればいいじゃん。鼻息荒く幅寄せしてきてフンッなんていってる自動車のドライバーは集中的に取り締まってほしい。 コメント 名前 コメント
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トップページ>ひろゆき発言集 ★付き発言の資料室 Part21 http //etc7.2ch.net/test/read.cgi/dataroom/1137340343 自分の主張を繰り返すひとは邪魔 19 ※以下引用 [] Date 2006/03/31(金) 09 24 39 ID vI/h+KxB Be Beで本人であることを確認 ネットウヨ・嫌韓厨が増えすぎて2chがつまらなくなった http //live22x.2ch.net/test/read.cgi/news/1143742460/ 75 名前:ひろゆき[] 投稿日:2006/03/31(金) 03 51 48.45 ID 2Vhz4xlO0 ?# 良かれ悪しかれ、普通の流されやすい人が増えたってことかと。 95 名前:ひろゆき[] 投稿日:2006/03/31(金) 03 57 23.17 ID 2Vhz4xlO0 ?# 同意のためのコミュニケーションをしている人が増えたんじゃないかなぁ。 おいらは知識を増やすために使ったほうがいいとおもうんだけど。 103 名前:ひろゆき[] 投稿日:2006/03/31(金) 03 59 34.38 ID 2Vhz4xlO0 ?# 協力して韓国語のブログとか作ってみたらいいんでないかな? 「北方領土を返せ」って東京の人に向かって叫んでる頭の悪い人みたいに感じるですよ。 言いたいならロシアに行って、ロシア語でやるべきかと。 135 名前:ひろゆき[] 投稿日:2006/03/31(金) 04 05 53.80 ID 2Vhz4xlO0 ?# ネットウヨ・嫌韓厨・反喫煙とか、いろいろカテゴリーはあるんだけど、 自分の主張を繰り返したいってだけの人は、 新しい情報を提供してくれるわけでもないし、 新しい視点を提供するわけでもないし、 どちらかというと邪魔な存在だというのに気づいて欲しいんだけど、 やっぱり無理なのかなぁ。 以下広告